当オフィスのリラクゼーションはリフレッシュセッションの場合概ね20分で設定しています。
しかし、これは一つの設定であり、他にもやり方があります。
リラクゼーションは何分必要
臨床心理士として、医療現場などにおいてリラクゼーションを用いる場合、概ね50分を1枠としていました。機関によっては、45分や30分などの場合もあり、臨機応変な面もあります。
50分の場合
50分の構成としては、45分位は、リラクゼーションそのものです。
途中や、終わりに今回の体験を尋ねたりする関係上、言葉のやり取りが発生します。その分の時間は差し引いて45分なのです。或いは細かいですが42分位かもしれません。
この場合、色々な技法を組み合わせて提示することが可能です。
腰~首、顔、足などを一連のセットで実施可能でしょう。
30分
30分以下になると、50分の場合よりは技法の数は少なくなります。
急いであれこれやると、「リラックス」とはかけ離れてしまう可能性があり、本末転倒なのです。
さらに短い時間
体の負担など考慮し、時間を最小限に留めることもあります。
この場合は特に、安全な技法を選択しています。
様々なことを考慮して、1つだけの技法に絞って実施する場合も大いにあります。
その他の場面
カウンセリングの場面以外では、職員研修などがあります。そこでは概ね2時間くらいの枠で開催し、個人個人が体験するリラクゼーションの時間は賞味20分くらいではないかと思います。
それであっても結構なリラックス度があるようです。
実施前後でリラックス度を評定しておくと顕著にあらわれることもあります。
また10分位の実施でも一息つくには十分な事があります。
まとめ
このように、対象や状況に応じて時間は変化させています。スタンダードは50分設定と言って良いかと思います。
120分などの長時間の設定は、個人セッションでは経験がありません。臨床心理士のセッションとしてはおそらく疲れてしまうのではないでしょうか。
リラクゼーションサロンの設定を見ると、確かに120分程度が存在します。あるいはそれ以上も確認しています。