臨床心理士の更新に際して、「本協会が認める臨床心理学に関する研修会への参加」が重要な意味をもつことがあります。
この手の研修会はどのように探せばよいのでしょう。
「本協会が認める臨床心理学に関する研修会への参加」に該当するワークショップを探す
例えば、「〇〇療法」があるとします。
その心理療法には第一人者やその弟子、活発にワークショップを実施している先生が多数いらっしゃるのです。(頭が下がるような思いです。)
どこかの研究会主催のような形で〇〇療法ワークショップが開催されることもあるのです。
後者は「本協会が認める臨床心理学に関する研修会への参加」を満たす可能性があります。
著名な先生をリサーチする
何人かの先生が頭に浮かぶかもしれません。
その先生が専門としているセラピーは何だったでしょうか。
「先生の名前+ワークショップ」などと検索すればヒットする可能性があります。
毎年恒例で開催している先生もいるのです。
セラピーの名称で検索
もちろんセラピーの名称から逆引きも可能です。「〇〇セラピー ワークショップ」などと検索すれば、その主催団体や講師を知ることが出来ます。
関係者もリサーチする
また、その先生の弟子や、関係する先生なども別途開催していることがあります。
主催団体がシリーズ化したり、色々な先生のワークショップを企画している
〇〇研究会主催のワークショップは、春にはA先生のワークショップを企画し、夏にはB先生のワークショップを企画しています。
ちょうど日本臨床心理士会の講座のような方法です。
そこまでの規模の団体は滅多にありませんが、それでも年に3回程度開催していたりします。
すると、それらは更新ポイントを満たす可能性があり、後日認定協会に申請されて審査されるのです。
まとめ
認定協会の認定基準も知っておくと良いでしょう。開催形式によって承認の可否に関わります。5時間以上であることや、臨床心理士の参加参加割合などがその条件になります。
つまり、参加したら必ずポイントになるとは限りません。当日参加してみたら、臨床心理士の資格保持者が数名しかおらず、他の援助職ばかりだったら基準を満たせません。臨床心理士が多数参加するであろうことを見越していなければならないのです。
もしかしたらギリギリの参加率で、当日電車が遅れて欠席扱いなどというハプニングも可能性としては残るのです。主催者側が承認申請を出し忘れた・・・などということはなるべく避けてもらいたいものです。しかし人間ですから、そういうことも時にはあるでしょう。そんな時に人間の器をはかられるのかもしれません。