著者:【柏に開業】臨床心理士 松田卓也

疲れた・・・IT時代は繋がりたがる傾向が強まったかのように見える

もううんざりだわ 疲労感

もはや、携帯電話がなかった頃の生活を想像することが難しくなってきていると言っても過言ではないでしょう。もちろん、携帯電話と無縁の生活をしている方も、多数いらっしゃることと思いますが、それでも、周囲の変化に多少なりとも影響を受けているのだと思います。

アフターインターネットなどと呼ばれる時代となりました。 果たして、人間関係は、IT技術の革新により、やり易くなったのでしょうか。

IT技術による変化は、コミュニケーション疲れも生んだ

よく例に挙げられるのは、待ち合わせでしょう。 かつて、西郷さんの前、とか、ジャイアントパンダの前などと、よく約束したのではないでしょうか。目立つ場所を、待ち合わせ場所にして、ある時間にそこで落ち合うのです。 これが携帯電話浸透前の待ち合わせでした。

今でも、多少このようなやり取りは行われますが、「今どこ?」などのメッセージをやり取りすることの方が先のようです。 待ち合わせ場所は、わかりにくいどこかの店でも良く、近づいたら電話でもなんでもすれば、ほとんど合流は可能でしょう。

固定電話では、留守番電話が多用されました。待ち受けメッセージをオリジナルの文言にする人も多かったものです。

ロマンはなくなった

賛否両論あると思いますが、ロマンのようなものは失われた感じがします。 本当にやってくるのかどうか、果たして再開できるのか、このような気持ちで待つ時間は段々と失われているかのようです。 ビジネスであれば、格段に便利になったと言えるかもしれませんが、人間同士の交流においては、何か味気ないものになってきています。

別なロマンが生まれているのかもしれませんが、なかなか追いつくこともできない年代の方もあると思います。

繋がり過ぎ

大きな変化を感じるのは、繋がりが非常に増えたことです。 同窓会でも参加しない限り、二度と接触することもなかったであろう人同士が、SNSを通して、繋がっていたりします。 かつては、電話代が高いからとの理由で、遠方の人との通信は難しいこともありましたが、現在は、ほぼ無料感覚で通信が可能です。

「もうあの人には、会うこともないだろう・・・」と予定していた人にとっては、驚異的な出来事と言えるかもしれません。 対人関係の距離感が難しい時代でもあります。物理的な距離は狭まっているとすると、あとは、自分自身の意識の中で、距離感を考えることになるでしょうか。

誰しも、もう会いたくない人や、自分のことを知られたくない人がいるものではないでしょうか。

まとめ

なんか疲れたの背景には、こうした繋がりがあったのかもしれません。

しかし人のつながりのことを悪く言うと、またこれも大きな問題と化すものです。

非常に難しい時代と言えます。

当オフィスでは、ストレスを背景とした疲労感に焦点化したリフレッシュ・セッションを企画しています。IT技術に疲れたという場合にもご検討いただける内容かと思います。

ご案内:ストレスを背景に疲労感を覚えている方へ

この企画は柏のカウンセリング専門機関、心理臨床オフィスまつだによるものです。